ルイヴィトンのシリアルナンバー・製造番号の読み方は?
2021.02.07ブランド
ルイヴィトンのシリアルナンバー・製造番号の読み方は?
ルイヴィトンのバッグ・財布などのアイテム一つ一つには番号がふられていることをご存じでしょうか?
今回はルイヴィトンのシリアルナンバー・製造番号の意味と、その読み方も併せてご紹介していきます。
・ルイヴィトンのシリアルナンバーとは?
ルイヴィトンのバッグ・財布などのアイテムには「シリアルナンバー(製造番号)」があります。
アルファベットと数字が並んでいるのが特徴の記号で、ほとんどのルイヴィトンアイテムに刻印・印字がされています。
同じアイテムをそれぞれ個体として判別する時や査定時にこのシリアルナンバーが必要になります。
この製造番号の仕組みを把握しておくと、お手持ちのルイヴィトンがどの国でいつ頃製造されたものなのかを知ることができるのです。
ただこの製造番号は、内側ポケットの隅や縫い目付近などアイテムによってはとても見つけにくい場所にあるのです。
また、経年劣化によって印字が薄れて番号が見えにくい場合もあります。
じっくりと目を凝らして見ると見つかる場合が多いため、諦めずに探してみましょう。
・シリアルナンバー・製造番号の読み方
シリアルナンバー(製造番号)の最初にあるアルファベット2文字は製造国を表しています。
その次にある3~4桁の数字が製造年を示していると分かります。
ただ、1980年代頃の製品には2文字のアルファベットが無いものも多いので注意が必要です。
・1980年~1984年
製造国のアルファベットが無いものが大半で、3または4桁の数字のみで構成されています。
数字は1・2桁目が製造年、3・4桁目が製造月になります。
・1985年~1989年
製造国のアルファベット2文字と3または4桁の数字で構成されています。
数字は1・2桁目が製造年、3・4桁目が製造月になります。
また、アルファベット2文字が頭ではなく、後ろにつくこともありました。
・1990年~2006年
製造国のアルファベット2文字と4桁の数字で構成されています。
この頃から製造年月の読み方が複雑に構成され始めました。
2・4桁目が製造年、1・3桁目が製造月になります。
・2007年以降
製造国のアルファベット2文字と4桁の数字での構成が続いています。
この頃になると製造月ではなく、週単位の表記に変更され始めます。
数字は2・4桁目が製造年、1・3桁目が製造された週になります。
1年は52~54週とされています。
・代表的な製造国一覧
ルイヴィトンの代表的な製造国一覧をご紹介します。
・フランス製
ルイヴィトンブランドはフランス発祥なので、やはり製造国もフランスが一番多いです。
【使用される製造国のアルファベッド】
AA,AC,AH,AN,AR,AS,BA,BJ,BU,CT,DU,ET,FL,LW,MB,MI,MS,NO,RA,RI,SA,SL,SN,SP,SR,TH,TJ,TN,TR,TS,VI,VX
AASといったアルファベッド3文字もあり、A0 A1 A2数字が記載されている場合もあります。
・アメリカ製
アメリカ製の場合、小物・靴・アクセサリーが多くなります。
【使用される製造国のアルファベッド】
FC,FH,LA,OS,SD
・スペイン製
あまり知られていませんが意外と多くあるのがスペイン製で、多くのバッグがあります。
【使用される製造国のアルファベッド】
CA,GI,LB,LM,LO
・イタリア製
数が非常に少ないのがイタリア製で、小物が多い印象です。
【使用される製造国のアルファベッド】
BC,BO,CE,FO,MA,RC,RE,TD
・ドイツ製
数が少なく貴重なのがドイツ製で、こちらも小物が多くあります。
【使用される製造国のアルファベッド】
LP
・スイス製
スイス製のほとんどが小物・鞄になります。
【使用される製造国のアルファベッド】
D1,FA
・修理が行われた場合
正規品を修理するとシリアルナンバーの張り替えが行われ、「DK」という記号が付けられることがあります。
おわりに
今回はルイヴィトンのシリアルナンバー・製造番号の意味と、その読み方も併せてご紹介しました。
シリアルナンバーの読み方を把握しておけば、ルイヴィトンアイテムの製造年・製造国を知ることができます。
コピー品でないかどうかを確認する術でもありますので、ぜひ一度お手持ちのルイヴィトンをチェックしてみてはいかがでしょうか?

ゴールドミセス

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