ダイヤモンドのカットの歴史について

2020.05.27ダイヤモンド
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ダイヤモンドのカットの歴史について

ダイヤモンドのカット

ダイヤモンドのカットの種類はとても多く、長い歴史の中でそれぞれ生み出されてきたものです。
今回は、このカットの歴史についてご説明します。

・紀元前のダイヤモンドのカット

ダイヤモンドの歴史を紀元前までさかのぼりましょう。
紀元前800年、古代インドには既にカットの技術が存在しました。
その名前は、カボッシャンカットと言います。
カボッシャンカットは、ダイヤモンドを半円形にカットしたものです。

現代のカットのように、光を反射するための角度を持っていないため、その輝きは現在我々がダイヤモンドと聞いて想像するものとはかけ離れたものでした。
原色が黒であるため、当時ダイヤモンドは光り輝く石だという認識すらされていなかったくらいです。

・中世ヨーロッパにおけるダイヤモンドのカットの歴史

ダイヤモンドカットの歴史

それから長い年月が経ち、14世紀、ヨーロッパには、ダイヤモンドを研磨する「研磨士」がいました。
当時、研磨士たちは試行錯誤しながら、より美しくみえる方法を追い求めていました。
このなかで非常に多くのカット方法が生まれます。
ローゼンツカット、テーブルカットなどはその一部です。
ローゼンツカットは、その後発展したエメラルドカットやスクエアカットの原型とも言われています。
カットされたダイヤモンドの最も広い場所をガードルと言います。
ガードルの上方のことをクラウンというのですが、クラウンの中でもガードルと並行している広い場所のことをテーブルと呼びます。

テーブルカットは、このテーブルをつくりだすカット方法のことで、当時とても人気のカットでした。
テーブルカットは、現代でも使われることは多い人気のカットの一つです。

・カットの歴史が大きく飛躍した17世紀

ヨーロッパでは、17世紀以降、より多くのダイヤモンドが持ち込まれるようになりました。
この際、上流階級が夜会などでつける際により映えるよう、様々なカットの研究がなされました。
それ以前までは、先ほどお話ししたテーブルカットと呼ばれる手法が人気だったのですが、このカットは中世ヨーロッパの上流階級の間では華やかさにかけると判断されました。
その結果、より華やかさを増すよう研磨面を増やしたローズカットという手法が多く使われるようになったのです。
その後、17世紀後半には、オールドマインカットという手法が開発されます。
これは、現代において王道と呼ばれるブリリアントカットの原型とも言えるカット手法です。

カット面が全部で58あるとても華やかなカット手法でしたが、ブリリアントカットとの大きな違いは、その形が正方形であることです。
中世ヨーロッパでは、その後もカットの研究が進み、オールドヨーロピアンカットというラウンドブリリアントカットにとてもよく似たカット手法も生み出されました。

・20世紀以降のダイヤモンドのカットの歴史

20世紀以降の歴史

その後、近代に入り、19世紀には現代の王道カットスタイルであるブリリアントカットが作り出されたのです。
ブリリアントカットは、これ以降とても人気を博し非常によく使われています。
それ以外にも、近代で生み出されたカット手法は多くあります。
ハートシェイプやペアシェイプ、エメラルドカットやマーキスなど、非常に多くの種類があります。
カットは、ダイヤモンドの魅力を何倍にも増してくれるもの。
カット手法のことを知っていれば、ダイヤモンドの購入や買った後につける時の楽しみを何倍にもできることでしょう。

おわりに

このように、ダイヤモンドのカットは、長い歴史の中で多くの人たちによって研ぎ澄まされてきました。
長年の研究の中で生み出された多くのカットのおかげで我々は、非常に魅力的なダイヤモンドを手にし、身に着けることができるのです。

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