【ジュエリー買取】イニシャルが刻印された指輪は買取可能?
2021.02.07宝飾品
【ジュエリー買取】イニシャルが刻印された指輪は買取可能?
ジュエリー買取を検討している方の中には、「イニシャルが刻印されていると買取してもらえないのでは…?」とお悩みの方も多いでしょう。
しかしジュエリー品は、もう使わないとはいえ高価な品物です。
今回は、イニシャルが刻印された指輪は買取可能かについてご紹介していきましょう。
・イニシャルの刻印があっても買取可能?
婚約指輪・結婚指輪にイニシャルの刻印を行うことも多いでしょう。
ジュエリーに刻印を入れることでよりオリジナル性の高いものに仕上がりますが、買取時に関しては、刻印が不利になってしまうこともあります。
しかし、ジュエリーに刻印があることで買取不可になることはありません。
ジュエリーの「素材」として買取する場合、こういった刻印は問題にはならないのです。
一方、再販する場合でも、加工する段階で刻印を消してしまうこともできます。
ただ刻印を消す場合、加工代としての費用が買取価格から引かれる場合があり、刻印が無いジュエリーの査定金額よりは安く買取がされてしまう傾向にあります。
・買取不可であるケースも…
業者側がジュエリーを再販しようと考えている場合は、「刻印を消すことができない」「刻印を消すと商品の価値が無くなる」ということがあると買取ができないとされてしまうケースもあります。
・刻印を消す方法は?
ではそんな刻印を消す方法をいくつかご紹介していきましょう。
・研磨材で刻印を消す
刻印を消す一番シンプルでお手軽な方法です。
研磨することで金属の表面を削り、刻印を消していきます。
ただ研磨によって金属が削れるため、その金属量も少なくなります。
そのため、薄いタイプの指輪にはこの方法は適していません。
また複雑な刻印が施されている場合も作業が難航することが多いです。
指輪に厚みがあり、シンプルな刻印がされているタイプのものが理想的だと言えるでしょう。
・刻印をレーザーで消す
専門業者でジュエリーにレーザーを当てて金属溶解してもらい、刻印を消す方法です。
サイズ・金属量が変わらないというメリットがあり、仕上がりも良いとされています。
シンプルな刻印はもちろん複雑なものまで、幅広い種類の刻印に対応可能です。
・刻印にロー材を流し込んで消す
刻印に「ロー材」という素材を流し込んで消していきます。
仕上がりが良いうえ、厚みもあまり変わらないというメリットがあります。
また深く刻印されたものでも対応できるという点は、ロー材の大きな魅力だと言えます。
・刻印に共付けして消す
そのジュエリーの色味と近しい素材を溶解し、刻印の部分に溶接するという方法です。
指輪が薄くレーザー・研磨ができない場合に用いられることが多いです。
ただジュエリーの色味に違和感なく溶接するためには、溶解する素材にこだわる必要があります。
高価なジュエリーであれば、その分素材コストが高額になってしまうケースもあります。
・刻印が消せない特殊な素材もある
純金・プラチナ・シルバーなどの金属は、上記の方法で刻印を消すことができるでしょう。
しかし、チタン・タンタル・ジルコニウムなどの特殊な素材に関しては、性質的な問題で上記の方法を使うことができないのです。
そのため、ジュエリーの刻印を消す専門業者でも断られてしまう場合が多いことを覚えておきましょう。
おわりに
今回は、イニシャルが刻印された指輪は買取可能かについてご紹介しました。
「貴重なジュエリー品なのに刻印があるから売れない…」というのは間違いです。
素材として買取を行ってもらうことはもちろん、刻印を消すことでまた新たにジュエリーとして再販することも可能なのです。
家に使っていない・今後も使う予定の無い刻印入りジュエリーがあれば、ぜひ一度買取業者に査定を依頼してみてはいかがでしょうか・

ゴールドミセス

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