【宝飾品豆知識】宝石のルビーとサファイアの意外な関係性

2021.04.29宝飾品
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【宝飾品豆知識】宝石のルビーとサファイアの意外な関係性

ルビーとサファイア

宝石の中でもその知名度が高い「ルビー」と「サファイア」。
2つは一見別の宝石に見えますが、実は同じ宝石であるということをご存知でしょうか?
今回は宝飾品の豆知識として、宝石のルビーとサファイアの意外な関係性についてご紹介していきます。

・【ルビーとサファイア】実は同じ鉱物からできている

さまざまな宝石の中でもとくにその名が知られている「ルビー」と「サファイア」。
実はこの2つの宝石、見た目は全く異なるのですが、どちらも同じ鉱物からできているのです。
その鉱物というのが、酸化アルミニウムの結晶でもある「コランダム」と呼ばれるものです。
「レッドコランダム」「ブルーコランダム」という風に、コランダムという名前が宝石名に入っていれば分かりやすいのですが、どちらの宝石にもこの名前は入っていません。
そのため2つの宝石が「同じ鉱物から作られた色違いの宝石」だということがあまり知られていないのでしょう。
またコランダムの特徴として挙げられるのが、「硬度の高さ」です。
最も硬度が高いとされている宝石はモース硬度10を誇る「ダイヤモンド」ですが、コランダムのモース硬度はその次の9を誇ります。
もちろん、コランダムから作られているルビーとサファイアも同じ9のモース硬度をもち、非常に頑丈で硬さのある宝石として知られています。

・コランダムから作られる宝石の色の違い

宝石の色の違い

コランダムから作られる宝石として、「赤色をしているものはルビー、それ以外の色をしているものはサファイア」と決められています。
またサファイアでは青色のサファイアを「ブルーサファイア」と呼び、それ以外のカラー全般を「ファンシーカラーサファイア」と呼ぶことがあるのです。
基本的にはサファイアのもつ色に合わせて、黄色であれば「イエローサファイア」、緑であれば「グリーンサファイア」といった呼び方をされることが多いです。

・なぜいろんな色のサファイアができる?

サファイアの色を左右しているのが、宝石に含まれる「不純物元素の違い」です。
不純物元素として「酸化クロム」を含むことによって、赤い色になり「ルビー」ができあがります。
逆にこの酸化クロムの量が減り、代わりに「酸化チタン」と「酸化鉄」を多く含むことによって青い色になり「ブルーサファイア」ができるのです。
このように不純物元素の量が変わることによって色味や明るさが変わり、ルビーやブルーサファイア以外にも「ピンクサファイア」や「イエローサファイア」などさまざまな色のサファイアができるという仕組みです。

・なぜ「レッドサファイア」とは呼ばないか?

レッドサファイアとは

ではなぜ赤いサファイアを「レッドサファイア」とは呼ばないのでしょうか?
ルビーはラテン語で「赤色」という意味をもつ「ルベウス(rubeus)」が語源になっています。
1800年以前までは宝石の種類に関わらず、赤い宝石のことはすべて「ルビー」という風に呼ばれていました。
同じくサファイアという名前も、ラテン語で「青色」という意味をもつ「サフィルス(sapphirus)」からきているので、元々は青色なのです。
つまり昔は鉱物の分類などは関係なく、すべて宝石の見た目で判断していたということにつながります。
元は同じコランダムの鉱物から作られているのですが、当時の人々が名付けた名残で、現代でも赤いサファイアを「ルビー」と呼んでいるのです。

おわりに

今回は宝飾品の豆知識として、宝石のルビーとサファイアの意外な関係性についてご紹介しました。
ルビーとサファイアはそれぞれ別の宝石に見えて、実は同じ「コランダム」という鉱物からできた色違いの宝石であることが分かりました。
自然の産物が生み出した奇跡とも言える宝石の「ルビー」と「サファイア」。
2つの関係性を知ることで、より一層その魅力を感じることができるでしょう。

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