プラチナと金の時価についてご紹介

2020.09.01プラチナ
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プラチナと金の時価についてご紹介

プラチナと金の価値

貴金属としてもっとも有名なのが金(ゴールド)で、古来より装飾品や貨幣として広く使われてきました。
一方で金よりも高値で取引されていたのがプラチナ(白金)ですが、近年は時価が逆転しゴールドの方が高値で取引されるようになっています。

・プラチナは希少な金属

プラチナは、日本語では白金と呼ばれている貴金属のひとつです。
見た目は文字通り白い金であり光沢を持っているため見た目は銀に似ていますが、化学的に非常に安定している物質であるため、金(ゴールド)と同様に装飾品や工業製品に使われてきました。
プラチナは金と同様に王水以外には溶けず酸に対して強い耐食性を持っているもので、このような特性から排気ガスを浄化する触媒としても使われており身近な存在ともいえます。
金もプラチナ同様に装飾品だけでなくさまざまな工業製品、特に電子部品にも使われていますが、プラチナは金と比べると産出量が少なく希少な金属であるレアメタルのひとつとして扱われていたため、金よりも高い時価で取引されてきた経緯があります。
現在では時価の差が逆転したため金よりも低い価格で取引されています。

・金とプラチナの価格差

価値の差

プラチナは、21世紀に入るまでは金と同等か少し高い程度の時価の差しかないもので、イメージは金よりも少し高いといったものでしたが、2000年代に入ると工業向けの需要が増大したため、需給関係が逼迫し最大で2倍以上の時価の差が発生しています。
特に、排気ガスを浄化する触媒としての需要が大きく影響しています。
実際にプラチナの産出量も安定して推移していますが、工業製品として出回ったものの回収が行われるようになり、かつ需要を十分に満たすようになった2010年代に入ると次第に時価は下落傾向となっています。
金も同様の傾向にありましたが、2015年頃から価格差が逆転することが恒常的となり、現在ではプラチナよりもゴールドの方が高値で取引されています。

・なぜ逆転が起こったのか

プラチナの価格がゴールドよりも時価で見て低くなった理由は、市場でゴールドが多く買われていることが影響しています。
どちらも安定した物質であるため貨幣の原料として使われており、安定した資産にも使われてきた経緯があります。
しかし、投資でメジャーなのはプラチナよりもゴールドの方であり、近年は多く買われるようになってそれまで希少性から価格が高かったプラチナと資産対象となっていたゴールドの時価の差が逆転したのです。
実際のところプラチナは2008年のピークの頃と比べるとその時価は下落していますが、ここ数年は比較的安定して推移しており、時価も持ち直しています。
このようなことからゴールドはプラチナを上回る勢いで時価が上昇しており、この結果逆転が起こっています。

・資産として優位なのはどっち?

資産運用の優位

プラチナとゴールドは、資産で見た場合には需要を見る必要があります。
産出量が少ないため希少性がありますが、その一方で投資は金融的なものよりも実需的なものが大きく影響します。
プラチナの需要は約3割が宝飾品で、約6割が工業用として使われており特に排ガス浄化の触媒に使われています。
このため、自動車の生産量が低下すると実需が低下するため時価も下がる傾向にあります。
また、ゴールドは世界各地で産出されていますし、すでに大量に出回っているため回収も盛んに行われているのに対して産出は南アフリカに偏っており、政情不安や供給量の減少が大きく価格に影響します。
資産として考えた場合には、どちらもリスクがあるものですがゴールドが安定しているとも考えられます。
ただ時価の差はその時の需給関係によって変動してきますし、時価が高止まりしている状況でさらなる上昇を期待するのもリスクがあるものです。

おわりに

金の時価がプラチナの時価を上回るようになって久しい状況にありますが、これはゴールドの投資対象としての価値が上昇しているからです。
特に時価の上昇は工業向けの実需のほかにも投資で行われる金融的な需要が影響するため、さらに価格が上昇する可能性もあります。
ただプラチナも希少価値の高いものですから、実需が増えたり供給量が低下したりすることで時価が大幅に上昇する可能性があるのです。

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