時計の「オーバーホール」とは?意味や頻度についてご紹介

2021.09.30時計
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時計の「オーバーホール」とは?意味や頻度についてご紹介

オーバーホール

普段ビジネスやプライベートのシーンなどで身につける時計。
購入当初から愛着があるため、常に同じ時計を身につけられている方もいらっしゃるかと思います。
しかし時計は非常に小さな歯車などの部品が組み合わさった精密機器になります。
そのため、定期的に「オーバーホール」というメンテナンスを行う必要があります。
今回は時計の「オーバーホール」とは何か、意味や頻度についてご紹介します。

・「オーバーホール」とは?

オーバーホールとは、時計を部品レベルまで分解し、油の洗浄や付け替え、欠けたパーツの調整、破損した部品の交換などの修理作業全般を指します。
また、防水機能を搭載した時計のパッキン交換などもオーバーホールに含まれます。
例えば潤滑油の場合、時間が経つにつれ劣化・乾燥が進んでしまうため、オーバーホールを行う必要があるのです。
潤滑油に上記のような不調が起こると接触箇所に摩擦が起きてしまい、結果時間が狂ったり、パーツが破損したりしてしまうという問題が発生します。
また、オーバーホールは「1回行ったからいいだろう」というわけでなく、定期的に行わなければなりません。
というのも、オーバーホールの期間が長ければ長いほど、各パーツの劣化が進んでしまうためです。
劣化が進んでしまうとより多くのパーツを交換する必要が出てくるため、予定していたより非常に多くのコストがかかってしまうということにもつながるのです。

・オーバーホールの工程

オーバーホールの工程

オーバーホールは、分解から組み立てまでさまざまな工程に分かれています。
ここでは、各工程では何が行われているのかをご説明します。

・時計の分解

時計専用の工具で、裏側にあるフタを開け、機械類を取り外します。
この段階で、どの部分に問題があるか、破損個所の有無などを確認します。

・部品の洗浄

取り出した部品を洗浄していきます。
ここでの洗浄はごしごしと部品を洗うわけではなく、超音波洗浄など細かい振動により汚れを落とすものもあります。
細かい汚れを落とすことで新品に近い状態に戻します。

・組み立て・注油

洗浄後、洗浄した部品と新たに取り寄せた部品を組み立てます。
この際に注油する量やオイルの種類はメーカーによってさまざまなので、メーカーに合ったものを選ぶ必要があります。

・タイミングの調整

組み立てた後はムーブメントを精度度測定器で計測し、時間の刻み方を確認します。
この制度の追及は非常にデリケートな技術であるため、職人も慎重に作業を行います。

・ケーシング

分解されていた外部部品をくみ上げ、針や文字板を取り付けます。
この際に針回しや日付の変更も行います。

・防水テスト

時計によっては防水機能が設けられているものもあります。
その場合、防水試験機で防水性をチェックし、問題なく作動しているかを確認します。

・完成

正しく時間が刻めており、防水性についても問題ないと判断された場合、依頼主の手元に時計が戻ります。

・自分でオーバーホールできる?

自分でできるのか

結論から申し上げると、自身でオーバーホールすることも可能です。
ただし、精密な作業が必要となるため、オーバーホールを行うこと自体が難しいと感じるでしょう。
また自身でオーバーホールを行っている最中に部品が破損してしまった場合、その後メーカーに持っていったとしても修理を受けつけてくれない可能性があります。
そのため、自身でオーバーホールを行うのはおすすめしません。

おわりに

今回は時計の「オーバーホール」とは何か、意味や頻度についてご紹介しました。
オーバーホールとは簡単に言うと時計の中の掃除・メンテナンスのことです。
作業内容は、時計の分解から洗浄、組み立て、タイミングの調整、ケーシング、防水テストの流れを経て依頼主の手元に戻ります。
ご自身でもオーバーホールは行えますが、無理に行ってよりひどい破損を招いてしまうこともあります。
できる限りオーバーホールは修理屋さんやメーカーに依頼しましょう。

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